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ネオジオ : RBSの初期ロットはミスで回収、リアルバウト2は四か月で開発! 【餓狼伝説 バトルアーカイブズ2】 PS4移植記念にウラ話あれこれ!

【3/28 記事一部更新】

リングアウトの凝りまくった1作の演出や対戦ツールとしての出来で有名な2作など、ファンの多いリアルバウトシリーズが一本にまとまった【餓狼伝説 バトルアーカイブズ2】のプレステ4版移植が欧州及び北米PSNストアで本日より販売開始。なお、あくまでPS2版の移植なのでネット対戦などは実装されていない。

プレイステーション公式EUブログではSNK広報部の西川氏及び開発部の小田P氏による各収録タイトルの裏ネタ的な話が掲載されている。以下要約-

【RB1】
・餓狼3はシリーズの黒歴史で大量のロムが売れ残った。
・そのロムの特定のチップを再利用してリアルバウト1は作られた。
・リングアウトは試合に緊張感と面白いファンサービスを入れる絶好な要素だと開発陣一同は考えていた
・実際にリングアウトは家ゲー勢に好評だった。しかしゲーセン勢には不評で、二度とシリーズで実装される事はなかった
・デバッグモードが残ったままだったので下下B/Cの簡単コマンドで超必殺技が出せた。複雑なコマンドを苦手としているユーザーには好評だったがゲーセンによっては禁止していた。

【RBS】
・リアルバウトSPの開発では各スタッフ毎にそれぞれ別のキャラのバランス担当を任されていた。みんな我こそはと最強キャラ作りに励んでいた
・しかしデバッグの段階でバランス調整が入った。なおこの調整は数人単位のスタッフが入れ替わりで24時間体制で週末も休むことなくゲームの発売まで行った
・前作で死んだ筈のギースが世界的な人気のおかげで復活
・今までストーリー重視だった餓狼をリアルバウトシリーズではゲームプレイ重視に転換。4体のEXキャラも楽しさと戦いの幅を増やすために入れた
・ビリーの小JAに攻撃判定が無い事が1ロット目の出荷後に判明。パッチが無い時代だったので回収が大変だった。
・ネオジオCD版はロード画面が不評でファン達から文句の手紙が直接飛んできた。ちなみにPS4版には入っていない。

【RB2】
・リアルバウト2はたったの4か月で作られた。
・ハイペースな試合で有名な作品で、テンポをあげるために勝利ポーズを抜いたり必殺技コマンドを簡略した。
・そのハイペースな影響でロケテでは500回も遊ばれた。やはりテリーが一番人気だった。
・ネオジオゲーとしては初のスライド式ではない、アニメーションOPを採用した。

https://blog.eu.playstation.com/2017/03/27/the-untold-stories-behind-the-games-of-ps4s-fatal-fury-battle-archives-vol-2-out-tomorrow-on-ps4/

※アケアカ関連が理由かは不明だが、国内では風雲スーパーコンボのPS4移植のもまだ出ていない状況なのでゲッツしたい方は海外アカウント便りになる可能性もあるかもしれない。

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