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STUNFESTXI KOF13優勝者Frionel氏、追加インタビュー 2

5月 9, 2011 コメントを残す

先月KOF13のリークに関していくつか説明をしていたフランスのFrionel氏。STUNFEST XIにて同ゲームで一位優勝を成し遂げた彼がまたOrochinagi.comのインタビューに応じ、いくつか細かい情報を打ち明けた。

http://orochinagi.com/2011/05/the-on-show-5-ppv
インタビューのポッドキャストは前回同様、eLiveサービスでの提供となっています。
また、50分辺りに飛べばSTUNFESTの決勝試合が見られます。


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インタビューのポッドキャストは前回同様、eLiveサービスでの提供となっている。
また、50分辺りに飛べばSTUNFESTの決勝試合が視聴可能。

Gunsmith(*1:  あなたはKOFのコミュニティーでFRIONOと呼ばれるようになりましたね。(リークしまくる)カプコンの小野プロデューサーにちなんだ名前として。どう感じてますか?

Frionel(*2: このインターネット時代においてみんな新情報を求めていますので、少しでも何かが出ると思いっきり喰らいついてきます。小野氏はそんなシチュエーションをたくみに利用している訳ですけれど結果的には私達も似た状況になってしまいました。おかしいとは思いますが、私の発言が小野氏の行動と比較される理由はわからなくもないです。ナイスなニックネームで全く気にしていません。

Gunsmith: さて、Orochinagi.comのユーザーからいくつか質問がきています。まず最初の質問。炎を操る庵が追加キャラとして導入される可能性はありますか?

(あくまでも個人的な意見としての返答だったので割愛)

Gunsmith: では次の質問です。「あなたは嘘つきですか?」

Frionel: かも?(爆笑)ウソというのをどう定義するかですね。もし私が言った通りに(開発されているゲームの内容が)実現すれば、私は嘘つきではありませんよね。でも何らかの原因で私の発言した通りに実現されなかったら、私は嘘つきという事になってしまいます。

今、私は嘘をついていません。でも将来的にそういう事になってしまう可能性はあり得ます。そういう意味で、それはかなり難しい質問だと思います。私は何も知らないのに発言している訳ではありません。私が話しているのにはそなりの理由があります。根拠があります。でも最終的に私が嘘つきかどうかは「皆様がどう信じるか」の結果です。

Gunsmith: 三問目いきます。この質問は既に前回答えたかも?まあ、どうせなんでまた皆を代表してお尋ねしますね。『Frionelさん、あなたのKOF13発言にはどのぐらい真実が含まれていたのですか?』

Frionel: ええと・・今言った通りです。もし私が知っていた頃の計画の通りにSNKPlaymore社が開発を進めているのであれば、今まで発言していた通りの事が現実となる筈です。あくまでも13が家庭用に開発されているという情報と、リリース時期(年内夏以降)の話です。どんなキャラが追加で加わるかもしれないとかの個人的な意見の話ではありません。

また、既に前回のポッドキャストに対しての反応は耳にしています。でも日本のファン達からの反応や、それに対するSNKPlaymore社の応対には驚きました。しかし(日本国内のファンの)リアクションによって開発内容が変わるとは思えません。会社ですし予算や期限がありますし、プロジェクトが今から軌道変更するとかは思えません。

Gunsmith: じゃあその話をもう少ししましょう。さて、日本からの反応に関して知らない方のために軽く要点だけ。KOFシリーズの公式ライターの嬉野氏が(*3)この前のリークの話を聞いて結構頭にきていた様子です。まるでSNKPlaymore社は日本人を軽視しているようで、海外に情報を頼らないといけないようになっている~、と。そして彼の知人がどきどき魔女神判のプロデューサーに同じ事を叫んだところ、謝りながら公式リリースでは無いので信用すべき情報では無い、と 答えが返ってきたそうです。これ、どう思いますか?

Frionel: このリークを(SNKPlaymoreが)許可してくださった時、こんな反応が返ってくるとは予想していなかったのではないのでしょうか。現在、彼らは海外市場へ拡大する事を計画立てています。今では海外のマーケットの方が大きいですから。それでもこんな反応が日本のファンから来るとは考えてもいなかったと思います。それに対して信用を失わずに返答しなくてはいけなかったのでは。私はその返答は普通だと思います。というのも公式リリースが出ていない現在、誰でも勝手にデタラメを発言できる訳ですし。でも今までに色々と(KOF13関連の)デタラメな情報がネットに流れていましたよね。もしこのリークだけにわざわざ反応したという事は、それなりに理由があるのではないでしょうか。

Gunsmith: なるほど。ところで機密保持の書類に署名するよう要請はされましたか?

Frionel: いえ、特に何も。既に情報は持ってましたし、信頼関係で機密保持を遂行していましたので何も書類はありませんでした。今回ヨーロッパの状況やコミュニティーの状況的にKOFシリーズの将来に関して色々騒がれていましたので、いくらか知っている事に関して発言してもいいという許可を頂いたのです。あくまでも限定的にです。知っている事全てではありません。それ故何も署名はしていません、あくまでも信頼関係です。話してもいい範囲でしか発言はしていません。

Gunsmith: すなわちもっと色々知ってはいるけれど、SNKPlaymore社の信頼を失いたくはないし、発言はしない・・と。

Frionel: その通りです。彼らとは将来的にプロジェクトがありますので(*4)、信頼関係を失う訳にはいきません。

Gunsmith: んじゃぁ・・いくらぐらい貰えればその信頼関係を崩してくれる?

Frionel: お金の問題ではないです。信頼はお金では買えません。

Gunsmith: よし!(笑)では他の質問に移りましょう、信頼を失う訳にもいかないし。この先は自分の推測でも結構です。さて、家庭用の開発は何時頃から始まったのでしょうか?

Frionel: アーケード版といっしょに始まりました。同時開発です。

Gunsmith: 開発がリリースに間に合うよう、SNKPlaymore社は追加で人員補強をしたと思いますか?

Frionel: 同じチームのままです。

Gunsmith: SNKPlaymore社がKOF13の海外パブリッシャーを既にみつけたかどうかご存知ですか?

Frionel: 全くわかりません。知っていたら言えます。でも現在は本当に知りません。

Gunsmith: 今年内にリリースされるのですよね。

Frionel: はい、そう私は言った筈です。

Gunsmith: これは世界同時リリースになりますか、それとも日本で先行販売されてヨーロッパはしばらく後とか?

Frionel: 私が知る限りは世界同時リリースを目指しているはずです。でも前の質問の通り、今はわかりません。もしパブリッシャーを見つけているのなら同時リリースになると思います。もしそうじゃないのでしたら、可能になった時にリリースするしかないのでは。いま現在まだパブリッシャーが見つかっていないのでしたら、恐らく同時リリースは無理だと思います。それ以上は言えないです。

Gunsmith: 日本では連休が終わったばかりの筈だけれど、あとどのぐらいで公式発表があると思います?

Frionel: わかりませんが日本のファンからの(リークへの)反応で予定に変更が入ってない限り、恐らくは近いうちだと思います。私が知る限りでは近いうちの筈です。SNKPlaymore社はしっかりとした計画を持っていますよ。ご存知かと思いますが、彼らはXBoxLiveに色々タイトルを持っています。最新作はトラブルウィッチーズでした。そしてPSP用にSNK Arcade Classics 0も出しています。まずその2つに関してのマーケティングのコミュニケーションが完了した後にKOF13の情報は出るかと思います。

Gunsmith: それは朗報だね。みんな「いつ?いついつ!?いつ出るの!?」みたいな状況なんで。

Frionel: はい(笑)待てば出ますのでみんなで待ちましょう。

Gunsmith: KOF2002UMのネットコードはそこそこイイカンジだったよ。完璧という訳じゃないし上下の揺さぶりとか下段は結構喰らうけれど、同じロンドン市内ならそれほどひどくなかったよ。それが改善されるならすごく嬉しいんんだけれど。

Frionel: 以前言った通り、KOF13(アーケード版)は既に入力遅延が含まれています。ですのでオンラインではそれを削除すればいいだけなのです。通信遅延が元の入力遅延時間と挿し代わる訳です。ですのでKOF2002UMみたいにはなりません。スパ4でも同じ手法が使われていましたよ。そのため、あのゲームのネットプレイは快適なのです。KOF13のネットプレイに関しては心配する事は無いと思います、開発の際に考慮されていたのですから。

Gunsmith: KOF14に関しては開発計画とか何か知っていますか?

Frionel: いえ。全く知りません。言えないのではなくて本当に知らないのです。

Gunsmith: 去年SNKplaymore社がゲーム開発部門を縮小するという噂が飛び交ってましたよね。でも今は家庭用の13を作ってる。去年のあの話や現在の状況に関して話せる事はありますか?

Frionel: 結構シンプルな話です。去年SNKPlaymoreの運営に異動がありまして、新しいトップが座につきました。彼はゲーム関連には興味なくて、ゲームはお金がかかる割に利益が低いのでベストな状態になるのにはゲーム部門は落して、パチンコとパチスロに専念した方がいいと考えたのです。パチンコやパチスロの方が利益になっていますし。それを色々な人か耳にして、みんな心配しだしたのですよね。

では、本当にSNKplaymore社内で何が起きているかといいますと、運営はゲーム部門の将来に関して現状を見ている状態です。ゲーム部門が終わる可能性もあります。もしKOF13のマーケティングと販売が失敗したらゲームから撤退というのは現実的にありえます。赤字を引き起こす訳にはいきませんから。それは心配する必要があると思います。

でも別の視点から見れば、現在SNKplaymoreにいる社員はみんなゲームを作るために入社した訳なのですよね。作るのを諦めようとはしないでしょう。一方で運営・資金的な思惑があり、もう一方で社員達の思惑がある訳です。現在の開発チーム構成がそのまま存在する限り今後もゲームは出つづけるだろうし、メタルスラッグやKOFなどのライセンスタイトルもプロデュースし続けると思います。ただしKOF12のような業績をまた見る事となればゲーム部門の消滅はあるかと思います。

 

*1) Gunsmith: 老舗KOFサイトOrochinagi.comの管理者。大学教員ながら教室で放課後には生徒達にKOFを教えている程のマニア。イギリスのKOF大会にはほぼ全て関わっている。ウメハラに『I LOVE SHERMIE』と書かれたサインを持たせた記念撮影はKOF英語圏で話題になった。「当然さ、英国紳士としてはね」

http://orochinagi.com/2010/08/daigo-hearts-shermie

*2) Frionel: フランス在住のKOFプレイヤー。日本でも生活していた事があり、KOFの開発チームと交流がある事を告白している。STUNFESTXIではKOFXIII部門で1位、マブカプ3部門で3位に入賞している。

*3) 嬉野秋彦氏: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AC%89%E9%87%8E%E7%A7%8B%E5%BD%A6

*4) 意外だったので赤字でハイライトしました。でも『プロジェクト』とは開発関係事の事なのか、それともトーナメント等のイベント開催の関係の事なのだろうか?できればインタビューでもっと詳しく突っ込んでほしかったところ。

この和訳はElive.Pro及びOrochinagi.comと直接関係ありません。

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